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親しくさせていただいているご近所さんから、図書館でこんな本借りて読んでます、と昨日見せていただいたのがこの本。
http://book.asahi.com/review/TKY200910130128.html あー、これ、つい最近新刊紹介を読んで私も買わなくちゃ、と思って忘れていたもの。 早速アマゾンのサイトへ。 みすず書房から発売された日本語のものと、英語のペーパーバック、両方購入可能とあり、ペーパーバックは「なか見!検索」でページをめくってみたら、なかなか読みやすい英文。 日本に戻ってから、英活字(というのかな?)離れ著しいので、両方買う事に決定。 それからこの本の著者であるチャールズ・ローゼン氏のレッスンを一度受けた事があるのですが、目力といい、コメントといい、「この人にはすべて見破られる」という印象がありました。どの作品も楽譜を見ないで、これまたすべて頭に入っている方でした。イコール、それだけ楽譜を読み尽くしている、という事ですね。(その時のテーマはベートーヴェンのソナタ解釈でした)楽譜に書いていない事でもしたら、瞬間湯沸かし器状態で火がついていました。 曲もフォーム(形式)、古典スタイルやロマン派スタイルに関する考え方、どれも強く共感し、その辺りの軸をしっかり再確認できたレッスンでもありました。 このピアノノートは2002年に出版されているようなので、丁度、そのレッスンを受けた頃ですね。 加えて、最初に彼の名を知った(&演奏を耳にした)のは、エリオット・カーターのCDでした。 古いものを研究しながら、新しいものにも取り組む姿勢、しかもどちらも極めていますから本当に尊敬です。
by oyaduo
| 2009-11-08 23:55
| Saori's MEMO
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