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先週久々に東京へ。
3月21日福井で演奏予定のトリオ作品、笠松泰洋作曲「マグノリア」のリハーサルを終え、翌日は一日アート三昧。 こういう贅沢な時間は、日々のモヤモヤ感がすっきり解消されるし、また分野は違っても自分のモチベーションを高められるのでとっても大切。 まず東京都現代美術館へ。 実は初めての訪問だったりする。以前一人でふらっと出かけたのであるが、残念ながら作品入れ替えの休館中だった。今回のお目当ては「MOTアニュアル2010:装飾」展。何度かお会いしている山本基さんの塩を使ったインスタレーション。基さんに初めてお会いした時には彼のアトリエを見せて貰って、その時に初めて「塩」を使っての制作を見せていただいた。彼が塩を使うきっかけになったのは、妹さんが亡くなったときのお清めの塩から、という話は、頭をがーんと金槌で打たれるほど衝撃的だった。 今回の作品は、私が今まで見た中で一番大きな作品。時間が止まっているような空間だった。 この「MOTアニュアル2010:装飾」展、どの作家さんも素晴らしかった。特に塩保朋子 さんの《Cutting Insights》 は特筆すべき。暫く動けなくなってしまったほど。 http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/111/ この時点でもうすでに満足であったが、次は六本木の国立新美術館へ。 この日は「アーティスト・ファイル2010―現代の作家たち」の内覧会。 作家さんをはじめ、業界の人達が沢山いて、いつもの美術館内とは違った華やかな場になっていた。 http://www.nact.jp/exhibition_special/2009/03/af2010.html 残るものと消えていくもの。 音楽もそう。時間がたっても人の心に残るものはなにか? そんなことを考えながらの一日だった。
by oyaduo
| 2010-03-08 14:04
| Saori's MEMO
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