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ベルギー時代に兄以外とピアノDuoを組んでいたのは、Benjamin Van Esser氏。 大好きなピアニスト仲間の一人です。 彼がブリュッセルの音楽院に入学してきて、どうやら近現代をバリバリ弾く若い子がいる!という噂があり、その後まもなくして学内コンサートで一緒のステージに立ったとき、彼はメシアンのエチュードを軽々と弾いていた。あのとき彼は18才くらいだったはず。長髪を後ろで一束にくくり何とも雰囲気のある後輩であった。 その後、ベルギー人作曲家のFrank Nuyts氏のCD制作で、お互い1曲ずつソナタの録音を頼まれた時から急激に仲良くなったと思う。実際、そのCDでもDuo作品を一緒に弾いたし、もともと作曲に興味のある彼であったから、彼のDuo作品もコンサートで弾いたり、バルトークの2台ピアノと打楽器のためのソナタも何度も演奏した。卒業試験はメシアンの20のまなざしをほぼ全曲弾いていたし、そう言えば、アカデミー時代(高校生まで)はピアノと平行してドラムも勉強していたそう。 卒業後もひっぱりだこで、ブリュッセル音楽院の伴奏員となり、ザーベンテムアカデミーの先生でもある。 前置きが長くなったが、そんな彼と兄が一緒にピアノDuoの仕事をしている。 このブログでも紹介済みであるが、ジェフスキーの作品で、なるほど、ベルギーのエッセンスが要所要所に感じられる作品である。出来たてホヤホヤの録音が下記の音源である。 うーん、自分の相方同士がDuoを弾いているという何とも不思議な気持ち、とにかく生を聴きたい! 兄はこの曲を私とも弾きたい、と言ってくれているが、Benjaminは快く了承してくれるであろう。 こんな素敵な三角関係、そうないですよね。
by oyaduo
| 2010-09-27 01:19
| Saori's MEMO
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